【予約の電話】
ほとんどの病院は予約制でカウンセリングを行っています。
大きな病院の中にカウンセリングをしてくれるところがあったり、カウンセリングを専門にしているところがあったりします。
その中で良さそうな病院が見つかったら、予約の電話をします。
この予約の電話は予約をするだけが目的ではありません。
自分の状態を話すのですが、これが問診のようになっています。
そして話をしたあとに、予約を入れるかどうかを確認されます。
なぜかというと、電話で話をすることによって心が軽くなる人も多いからです。
まだ症状が軽い場合なら、このような電話だけでも気分が楽になり、治療を頼まなくてもいいかな、と思い直す人もいるのです。
しかしすぐにでも治療をしたいと苦しんでいる人は、ここで予約をします。
予約を入れられるのは、人気のあるカウンセラーですと3週間~1ヶ月くらい先になることもあり、予約をしたからといってすぐに会えるとは限りません。
【遠慮しない】
予約をしてカウンセリングをしてもらえるとなったのに、恥ずかしがったり遠慮して話が出来ないのでは、とてももったいないでしょう。
苦しんでいることや心配していることを、なんでもいいので話しましょう。
相手はカウンセラーなのですから、恥ずかしがることはありません。
自分を偽らないで、ありのままを話せばいいのです。
自分の気持ちが楽になること、これが一番重要なのです。
【カウンセラーとの関係】
相談者であるクライアントは、カウンセラーに依存しやすくなりますので、この点には注した方がいいでしょう。
心の苦しみから解放され、1人で生きていけるようになるために受けるのがカウンセリングなのですが、
カウンセリング無しでは生きていけなくなってしまう人もいます。
カウンセラーが異性であるかに関係なく、恋愛感情のようなものを抱く人もいます。
また、子供と母親のようになることもあります。
そしてカウンセラーに気に入られようと自分を偽って、本当に思っていることではないこと
を話してしまうようになります。
自分を良く見せようとすることは、間違った努力でしょう。